桁違いの開封率と回収率の高さ―友だち数6000人超え、新潟のカフェが実感するLINE@導入の効果


新潟のカフェでありながら、友だち数6000人超えのニワトリカフェ。「自由な使い方ができるスタイリッシュな空間」をコンセプトに、昼のお酒から夜のお茶まで楽しむことができるこちらのお店が、ロケーションに関係なくなぜここまでの友だちを集められたのか。ニワトリカフェ若杉さまの、飲食店におけるLINE@活用術について迫ります。

リピート客獲得のために導入

―LINE@はいつ頃どのようなきっかけで知られましたか

導入したのは2013年12月です。その半年前頃に社内会議でLINE@のツールの提案があったことが導入のきっかけですね。従来のメルマガとは異なり開封率が非常に高いということでしたので、その効果に期待していました。

―メルマガを以前はやっておられたのでしょうか

はい。2008年のお店開店当初からやっていました。メルマガは7000人程の購読者がいましたが、開封率が3%くらいと…効果を感じることができなかったのでLINE@を導入する前にフェードアウトしていましたね。

メルマガ以外のツールはご活用されていましたか

メルマガの後にFacebookを始めました。現在はFacebookとLINE@を併用しています。Facebookの投稿は月2~3回くらいで、店舗情報の拡散を狙った運用ですね。LINE@のほうはこちらからの打ち出し、主に「リピート客獲得のためのツール」という位置付けです。

開封率3%のメルマガ、50%超えのLINE@

―LINE@を導入されてみて良かった点、メルマガと比べて効果を感じた部分はありますか

良かった点は、思い通りにリピート客を獲得することができているという部分です。また、メルマガは開封率が3%だったのですが、LINE@の場合は50%を超えていますね。圧倒的に高い開封率です。クーポンも配信しているのですが、すごい回収率の高さで配信後の回収率が30%を超えています。

具体的には、まずクーポンのPRページを配信してその後抽選が行われるという設定で、当たった方が72名、実際にそのクーポンを使用された方が21名という結果が出ました。

―メッセージやタイムラインはどんな頻度で、どのように使われていますか

メッセージ配信は主にクーポンの配信で月に3~4回くらい、タイムラインが商品紹介で更新頻度は月1回、月末に次の月のメニューを紹介しています。 メッセージ配信については、ピンポイントに響く内容になるよう工夫していますね。ランチメニュー、パーティーメニュー、デザートメニューをそれぞれ個別で配信し、ランチメニューは春休みの学生さん、パーティーは企業さま、デザートは新しく新潟にいらした方々と、ターゲットを見越して個別に設定しています。ターゲットをあえて絞ることで、配信内容も漠然とせずそこに合わせたものにできますので、配信数の分母は少なくとも高い反応を得られます。

―友だち数が飲食店であることや地域に関わらずトップレベルの多さですが、どのように集められましたか

告知方法はテーブル上にあるPOPのみです。「友だち登録するとその場で使えるクーポンが当たるよ」という、お客さまのメリットを具体的に記載していることで、多くの方に友だち追加いただいているのだと思います。POPのみで1日に平均すると12~3名の追加があります。今後フライヤーなども作成しどんどん告知をしようと考えています。

―続いて、運用の体制についてお聞かせください

現在は私1人で運用しています。月1回、月初に前月の効果測定と当月の配信予約をまとめて対応しています。配信にかける時間は月間で3時間程度です。画像の加工から月間のメッセージ内容の考案、1日1~2件程度の予約のご相談等お問い合わせに対する返信まで含めてなので、大きな負担は特にございません。

クーポン回収率の高さに効果を実感

―反応の良かったクーポンはありますか

導入当初の2カ月間は、とにかく友だちを集めることを第一に考え、土日にランダムクーポンを配信していました。1回につき1枚、期間中であれば好きなクーポンをいくらでも使っていただけるという、お客さまにとってかなりお得な設定で。そのクーポン内容ですが、目玉のクーポンをまず1つ登録しておいて、残りの約200種類についても全部登録しましたね(笑) 根気のいい人であれば必ずいいものが当たるということで、お客さまにも楽しんでいただけて大変好評でした。友だち追加時メッセージにも、ランダムクーポンをやっている旨を告知していました。

―実際、友だちが集められましたか

絶対数が2000程は必要だと思っておりまして、当初2カ月で約1000人程を集めました。

―その他、反応の良かった企画などはございますか

「ハードシードル」というドリンクを仕入れた際に、キーワード応答機能を使って、「ハードシードルの原料は何?」というクイズ企画を行いました。答えの「りんご」(平仮名、カタカナ、漢字もOK )と送られてくると、「ハードシードルが無料で飲めるクーポン」を返すという…これが人気でしたね。

また、同じ感じでデザートでも行ったことがありまして、正解数はハードシードルの時と変わらなかったのですが使用率という点で大きな差が出まして、お酒以上に高い反応が出たんです。このことからお客さまの特性(お酒よりもスイーツ目当てのお客さまが多い)もみえてきました。

またこの結果を踏まえ、デザートを食べている客層をどうにかしてお酒のほうに誘導できないかとデザートを目当てに来ているお客さまにも響くお酒の企画を考えました。デザート好きな方が好きそうなお酒(女性のウケが良さそうなお酒)を開発しクーポンで配信したところ、りんごのお酒の時よりも高い回収率を得られたので、その効果を実感しています。

―今後使っていきたいLINE@の機能はありますか

タイムラインはLINEを使っている方の65%くらいがみているので、今後、お店のこだわりや店長のつぶやきなどお客さまの親しみやすいユルい内容を配信していきたいです。お店の存在を忘れられないようお客さまに刷り込んでおいて、さらに、ここぞというタイミングでメッセージをプッシュ配信し誘導する、という使い方がいいですね。タイムラインは更新しても見ている側には通知もいかず負担をかけないので、こまめに更新し既存のお客さまのリピート率をあげたいと思います。

―LINE@をこれからはじめる方へのアドバイスなどありましたらお願いします

女性層が多いというこのお店のお客さまの特性と、LINE@の相性が良かったことがこの結果を出している要因のひとつだと思います。自店の顧客の方が何を求めているか把握して、そこに対してピンポイントに配信していくことが大切だと思いますし、そのような配信ができるのがLINE@の強みだと思います。リピーターを大切にするという点でもLINE@はマッチしていますので、今後も使い続けていきたいですね。

―ありがとうございました。

LINE@ - NIWATORI CAFE